豚バラ肉のケチャップ煮
トマトケチャップの酸味で、脂っこい豚バラ肉がサッパリと白ご飯のお供として美味しく食べられます。
白ご飯だけでは無く、割包に挟んで食べても美味しいと思います。
ちなみに割包とは中国で考案された蒸しパンで、それ自体には特徴的な味は付けられておらずフワフワとした食感が特徴的です。
上記の写真のように肉や野菜等を簡単に挟んで食べることができるよう割れ目が入っていて、とても便利な形状となっています。
割包によく似た花捲が主食の蒸しパンという位置付けに対し、割包はサンドイッチ用の蒸しパンという位置付けになると思います。
かなり前の話になりますが、ある中国料理店で、厚めに切ったチャーシューを蜂蜜漬けにしたものを割包に挟んで食べたのですが、口の中で蜂蜜の甘さとチャーシューに染み込んだ塩味が口の中で渾然一体となります。
最初は強い甘さと塩分の効いた肉の組み合わせは今まで食べたことがなかったので、<合うのかな?>と思ってたのですが、この性格の違う相反する2つの味わいが新たなコクと旨味を生み出して、大変素晴らしい味に変化していたのを今でも思い出します。
蜂蜜漬けのチャーシュー、日本ではあまり見かけない料理ですが中国ではポピュラーな一品なのだそうですね。
材料(2人分)
- 塩・・・適量
- 豚バラブロック・・・100グラム
- 水・・・150ml
- 日本酒・・・150ml
- 砂糖・・・大さじ3.5杯
- 醤油・・・大さじ1.5杯
- トマトケチャップ・・・大さじ1杯
- 絹さや・・・数枚
- 練り芥子・・・少量
作り方
- 豚バラ肉には予め塩を全体にまんべんなく振って、30分程度寝かせておきます。
- 塩を洗い流して、煮立った湯の中に入れて、表面が白くなるまで茹でます。
- 別の鍋に水、日本酒、砂糖、醤油、トマトケチャップを入れて煮立て、豚バラ肉を入れて煮込んでいきます。
- コトコトと30分程度煮込んだら火を止め、そのまましばらく冷えるまで寝かせて出来上がりです。
※練り芥子を付けて食べると、より美味しさがアップします!
食材の旬
- 絹さや:通年(全国で栽培されハウス栽培などもあり一年中手に入ります。)
人気ブログランキング
にほんブログ村
コメント
コメントを投稿