イタリア風ミートボールのトマト煮
トマトソースの甘酸っぱさとチーズのコクと旨味が、ミートボールに染み込み絡んでいます。
ミートボールは薄く小麦粉をまぶし、きつね色になるまで揚げていますので、カリッとした表面の食感と中のジューシーな味わいを楽しむことができます。
ミートボールをツマミながらワインを飲むと最高です!
あと、アメリカの家庭料理のようにスパゲッティをあえて『スパゲッティ・ミートボール』にしても美味しいと思います。(『ルパン三世 カリオストロの城』に登場したパスタ料理のような感じ!)
世界のミートボールの紹介
挽肉に調味料等を混ぜ合わせ練り丸く形作って加熱して作るミートボールは、あらゆる地域で作られています。
具材、味付け、調理法等、それぞれの地域によって特徴があり、メインとなる使用する肉にも、牛肉、豚肉、羊肉、鶏肉、魚肉等さまざまあります。
スウェーデン
ショットブッラール(köttbullar)
スウェーデンの代表的な家庭料理。
牛や豚のミンチまたは合い挽き肉に卵、パン粉、タマネギのみじん切り、水または牛乳、ナツメグ、塩、胡椒等を加えて混ぜ合わせて団子状にし、フライパンを使ってバターで転がすようにして焼き上げます。
オランダ
ヘハックトバル(Gehaktbal)
合い挽き肉に牛乳等を混ぜ合わせて団子状にして油で揚げ、トマトソース等と合わせて作ります。
メキシコ
スペイン
アルボンディガ(albondiga)
牛ミンチ、タマネギのみじん切り、卵、ごはん、塩、胡椒等を混ぜ合わせて団子状にして、トマトソースで煮込んで作ります。
イタリア
イタリアでは、大きめの肉団子を『ポルペッティ』、小さめの肉団子を『ポルペッティーネ』と言うそうです。
伝統的な家庭料理で、そのレシピも家庭の数だけたくさんあるそうです。
インドネシア
マレーシア
インドネシアでは、牛肉または牛肉と鶏肉の合い挽き肉が一般的ですが、魚や海老を使う場合もあるそうです。
バクソは、中華麺やビーフンの麺、ビーフブイヨンのスープを合わせた麺料理のトッピングとして提供されるのが一般的だそうです。
中国
獅子頭
揚州(江蘇省に位置する地級市)の名物料理です。
獅子頭(シーズトウ)は、挽肉にネギ、生姜等を混ぜ合わせ、テニスボール大ほどの大きさにした肉団子です。
中によく火が通るようにスープと共に土鍋で長時間加熱して蒸して作ります。
材料(2人分)
- 合挽き肉(牛肉・豚肉)・・・300グラム
- パン粉・・・1カップ
- 粉チーズ・・・大さじ5杯
- 卵・・・1個
- みじん切りにしたイタリアンパセリ・・・少々
- 塩・・・各少々
- 胡椒・・・各少々
- トマトソース・・・500ml
- 揚げ油・・・適量
- 強力粉・・・適量
- EX・ヴァージン・オリーブオイル・・・適量
- バター・・・適量
- 仕上げに振りかける粉チーズ・・・適量
作り方
- ボウルに合い挽き肉、パン粉、粉チーズ、卵、みじん切りにしたイタリアンパセリ、塩、胡椒を入れて練り合わせ、直径3センチ程度のボール状にします。
- ミートボールに小麦粉を薄くまぶし、きつね色になるまで熱したタップリの油で揚げます。
- トマトソースを鍋に入れて温め、ミートボールを入れて塩と胡椒で味を調えます。
- ミートボールにソースが馴染んだら、EX・ヴァージン・オリーブオイルとバターを加えて仕上げます。
- 器に盛り付け、粉チーズをタップリと振りかけて出来上がりです。
食材の旬
- イタリアンパセリ:3~5月、9~11月
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